長らくお待たせしました『クラ・うら・俱楽部』。初回はモーツァルトから始めることに致しました!ヴァイオリニストにとってモーツァルトと言えば鬼門。モーツァルトと言えば試験。「明るくて爽やかなイメージだよね♫」そう思われるように弾くことに命を賭けております。あぁ、でもモーツァルトにそんな必死さは似合わないんだ!2回に分けてお届けいたします。ググってもなかなか出てこない裏側をお楽しみください。
うん、モーツァルトはですね、難しい。もうこの一言に尽きます。きっとプロの方々でモーツァルトを簡単だと言う方はいないんじゃないかなぁ、超絶技巧というわけではないですけどね、でも超絶技巧が弾ける腕でないと弾けないような気がします。
で、この難しさをどうやったらお伝えできるか悶々と悩んでおったわけですが、あれです。
例えて言うなら丁寧に出汁をとった和食!あと女性で言えばナチュラルメイク!時間と手間がかかることで女性陣には有名ですね!あとパーマがいらないツヤツヤストレートヘアとか!こんなことを言うと、あの美しい響きになんて下世話な言い方するんだ、と叱られそうです。が、モーツァルト自身だって下世話お下品大好きだもんね、あの人ってドギツイ内容をとってもチャーミングに愛らしくさぞかし美しくお皿に載せる天才でもあったのです。もちろん全てがそうではないけど、その人間性を理解していないともうこのギャップには耐えられない……ここでは彼のお下品さを取り上げることは致しませんが(筆者の好みではない)、映画『アマデウス』には上手に描かれています。この映画、演奏も良いのでぜひご覧ください。ちなみに、筆者は出汁は昆布を水に浸けて終わりです。旨い和食は永遠にできない。残念なところで次回は11月26日配信です!
モーツァルトもユア・オーケストラで指揮してもらいたいから良かったらTシャツで応援してください!「クラシック黒作曲家シリーズ」1枚4,000円からです!このモーツァルトの画像からショップへリンクしています。
